秋は六淫では燥の季節。気道粘膜も乾燥しやすく、のどが痛くなったりします。身体に余分な水分を抱え込んでいる人は、鼻水は出るけれども喉はいがいがするし、咳は出るし、咽痛の症状も出てきます。
最近店頭で多いのは、喉が痛いと相談されるのではなく、喉がかゆい・いがいがするという相談が増えています。20年前はなかったように思えますが、喉がかゆい・いがいがする症状は、内科的に重要な病気がなければ殆どが、風寒の侵入によっておきるアレルギー症状か、咽頭の初期症状ろ考えられます。
喉のイガイガといっても治療方法は様々です。風寒の邪を取り除いたり、肺燥を改善したり、肺熱をさましたりしながら治療します。
今回は、症状別にオススメの漢方をご紹介いたします。
喉がイガイガする、またはかぜの初期、かぜのピークは過ぎたけれど乾いた咳や痰のからみがなかなか治らないときにはこちらがオススメです。
肺を潤し咳を鎮めます
肺や気道をうるおし、のどのイガイガ・咳を鎮めます。
肺燥の代表処方です。痰が多く切れにくい人は違いますので注意してください。
肺を潤して喉の不快症状を鎮めます
肺や気道をうるおし、のどのイガイガ・咳を鎮めます。
気管支炎や気管支喘息などの咳や肺が乾燥している様な咳におすすめの飲みやすい錠剤タイプの漢方薬です。
鼻水が出て喉の渇きがあっていがいがする場合には柴胡桂枝乾姜湯と金羚感冒散や銀翹散の併用をおすすめします。
体内の水分が停滞している場合に
身体にあふれた余分な水湿が水分の通路に停滞しているので、これを取り除きます。風邪の後期だったり、メンタル的に弱い人が風邪を引いたときに使用します。体内の水の流れがふさがった状態での口の渇きや上半身の汗、寒熱従来などがあるならとっても良くききます。
喉の腫れと痛みや熱症状に
熱っぽい感じや喉が腫れて痛みがある症状や気道の感染症などに使用する漢方薬です。( 飲みやすい錠剤もあり、中国では金羚感冒片と呼ばれています。)
喉の渇きを感じる痛みに
のどが渇き冷たいものをほしがるような喉の渇きがある痛みに使用します。
風邪の初期で食欲不振傾向にある人で、喉がイガイガしたり咳がでる人にはこちらの商品がおすすめです。
体内の水分が停滞している場合に
もともと消化器の働きが弱い人や疲れやすい人の初期の風邪や喉に使用します。食べ物の味がわからない時にでる咳や軽い咽痛にはとてもよく効きます。
漢方薬がおすすめですが、いまいち漢方薬が苦手なのですが、何かすすめはありますか…と気になる方におすすめな薬を紹介します。
咳・痰や熱・痛みに!
解熱鎮痛成分+和漢生薬によってつらい熱、のどの痛み、せきやたん、鼻水・鼻づまりなど鼻の症状といった風邪症状に効き目を発揮します。
ロングセラーののど飴!
糖分やカロリーが気になる方でもお使いいただけるせき、のど、たんに効果がある飴です。つらい咳を中心に喉の痛みにも効果がありますのでおすすめです。
呼吸を楽にして鎮めます!
気管支を広げて呼吸を楽にする事で咳を鎮める成分を中心に6種類の有効成分を配合している鎮咳去痰薬です。