【銀杏葉末(イチョウハマツ)の生薬情報】
【生薬名】
銀杏葉末(イチョウハマツ)
【基 原】
イチョウ科、イチョウ属の落葉高木で、学名はGinkgo biloba L.。
【性 味】
【主成分】
ルチン、クエルシトシン、シリマリン、テポニン、フラボノイド(クエルセチン、ケンフェノール、ギンゲチン、イソギンゲチン、ビロベチン、カテキン、エピカテキン、ガロカテキン、イソラムネチンとその配糖体など)、テルペン類(ギンコライドA・B・Cやビロバライド)、プロアントシアニジン、ギンノール、ノナコサノン-10、ノサコサノール、オクタコサノール、シキミ酸、ヘキセナール、リノレン酸、シトステロールなどが含まれています
【臨床応用】
血流の改善、活性酸素の消去、神経伝達物質受容体の減少抑制、ギャバ(ガンマーアミノ酪酸)の合成促進による痴呆症、記憶、脳機能の改善。主な作用は血流の改善。心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、糖尿病、血圧の高い人、冷え症、眼精疲労、耳鳴り、肩こり、アトピー性皮膚炎、花粉症、咳、痰のつまり、夜尿症、アルツハイマー病の予防。
【用 量】
9〜15gを煎じて服用する。外用適宜。
【コメント】
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。