【麦芽末(バクガ末)関連商品】
【麦芽(バクガ)の生薬情報】
【生薬名】
麦芽(バクガ)
【基 原】
薬性論に収載されている。イネ科 Gramineae 大麦 Hordeum vulgare Linne(オオムギ)の発がした種子を乾燥したもの。
【性 味】
味は甘、性は平(味は鹹、性は温とするものもある)。(帰経:脾・胃経)
【主成分】
amylase ・ ビタミンB・C。
【臨床応用】
生薬分類は消導薬。中薬の効能は健脾開胃、行気消食、舒肝、回乳。食滞、消化不良、食欲不振、腹部膨満感などに使用する。退乳、あるいは授乳を中断したために生じた乳汁のうっ滞による乳房脹痛などに使用する。
【用 量】
1回5〜15gで効果がある(デンプンの消化力は粉末の方が煎剤より強い)。
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。
【麦芽(バクガ)を使用している漢方処方】