【合歓皮(ゴウカンヒ)の生薬情報】
【生薬名】
合歓皮(ゴウカンヒ)
【基 原】
マメ科 Leguminosae 合歓 Albizzia julibrissin Durazz. (ネムノキ)の樹皮を乾燥したもの。
【性 味】
味は甘、性は平。(帰経:心・脾・肺経)
【主成分】
saponin ・ tannin など。
【臨床応用】
生薬分類は、養心安神薬。中薬の効能は安神解鬱、活血消腫。主に不眠・抑うつ状態・胸が苦しい・食欲不振などの症状がある神経衰弱に用いる。また、打撲、骨折および癰腫、内癰などに用いる。
【用 量】
9~30g
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。