こんな方にオススメです
- 神経症、不眠症に
- 頭痛に
- 体が揺れたり、ふわふわするめまい、指先がふるえる方に
特徴
血を補い脳の興奮を静めます
中国の漢方書「保嬰撮要」に記載されている薬方で、「抑肝散」という元々小児の癇、ひきつけに用いられている処方に、使用経験から半夏と陳皮という生薬を加えて、成人にも適応するよう工夫されています。
からだが弱くてストレスにより生じるイライラ、不眠等の神経症状に用いられます。
抑肝散加陳皮半夏の処方構成
頭痛・体が揺れる・筋肉がぴくぴくする(痙攣)ふるえるなどの症状に用います。釣藤と柴胡・川芎・当帰で肝臓に栄養を(補血)与え低下した働きを正常にしふるえを改善します。蒼朮・茯苓・甘草で消化器の働きを良くし血液の元になる食べ物の吸収を良くします。
体力中等度をめやすとして、やや消化器が弱く、神経がたかぶり、怒りやすい、イライラなどがあるものの次の諸症:神経症、不眠症、小児夜泣き、小児疳症(神経過敏)、更年期障害、血の道症、歯ぎしり
※「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状を指します。
用法・容量
次の量を1日3回食前又は食間に水又は白湯にて服用。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
---|---|---|
成人(15才以上) | 1包 | 3回 |
15才未満7才以上 | 2/3包 | |
7才未満4才以上 | 1/2包 | |
4才未満2才以上 | 1/3包 | |
2才未満 | 1/4包以下 |
用法・用量に関連する注意
小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
1歳未満の乳児には、医師の診断を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。
成分
【成分】本剤3包(4.5g)中
抑肝散加陳皮半夏エキス粉末 2,300mg(トウキ・センキュウ・チンピ・チョウトウコウ各1.5g、ソウジュツ・ブクリョウ各2.0g、ハンゲ2.5g、サイコ1.0g、カンゾウ0.75g)
添加物:ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖
スタッフのお勧めコメント
認知症には抑肝散加陳皮半夏
自律神経失調症などからくる不安やイライラなどの精神的症状によって、吐き気や食欲不振などの身体的症状が現れている人におすすめの漢方薬です。また、認知症の方の興奮を抑え多動性の症状を落ち着かせる漢方薬として幅広く使用されています。
よく抑肝散加陳皮半夏の作用が、抑肝散に比べマイルドであると言われますが、効果の強さはかわりません。陳皮・半夏が入っている抑肝散加陳皮半夏の方が痰のさばきをしてくれるので、特に舌に白い苔がある人にはとてもよく効きます。
添付文章
※抑肝散加陳皮半夏エキス顆粒「クラシエ」の添付文章はこちら
(医薬品の適正使用の為の情報提供としてメーカー等より引用)
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省令に関する掲示