【熟地黄(ジュクジオウ)刻 関連商品】
【熟地黄(ジュクジオウ)の生薬情報】
【生薬名】
熟地黄(ジュクジオウ)
【基 原】
ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae のジオウ Rehmannia glutinosa LIBOSCH. や、カイケイジオウ R. glutinosa LIBOSCH. var. hueichingensis CHAO et SCHIH の肥大根を乾燥したのち、酒で蒸して熟製したもの。
【性 味】
性は微温、味は甘。(帰経:肺・腎・膀胱)
【主成分】
rehmannin ・ mannitol ・ビタミンA類物質。
【臨床応用】
生薬分類は養血薬。中薬の効能は養血滋陰、補精益髄。熟地黄は補血の主要薬で、血虚による顔色の萎黄、眩暈、動悸、不眠、月経不順、不正性器出血などに用いる。また。滋陰の主薬でもあるので、腎陰不足による潮熱、盗汗、遺精、消渇などに用いる。そのほか精血虚虧による腰がだるい、下肢の無力、頭のふらつき、目のかすみ、耳鳴、難聴、病的白髪などにも用いられる。
【用 量】
10〜30g
※取り扱い上の注意
1.天然物(生薬)の性質上吸湿しやすいものがありますので、保存には十分ご注意ください。保存が悪いとカビ、虫害等の発生する原因になることがあります。
2.特に開封後は、湿気を避け、直射日光の当たらない涼しい場所に保管してください。
3.本品には品質保持の目的で窒素ガス(不活性ガス)を封入しております。生薬の特質に応じて、脱酸素剤又は乾燥剤を封入している場合がございますので、一緒に煎じたり、食べたりしないようにご注意ください。
※上記内容は情報として掲載しております。
【熟地黄(ジュクジオウ)を使用している漢方処方】