新型コロナウイルスの予防と対策・おすすめの漢方薬について

新型コロナウイルスの予防と対策

いつもナガエ薬局をご利用いただきまして誠にありがとうございます。新型コロナウイルスが世界を震撼させている状況ではありますが、色々な情報がある中でもございますが、今回は主に予防・体調管理・おすすめの漢方薬について紹介させていただきたいと思います。

まず予防が大切です!

色々な情報を掲載されているサイトなどでは体調をしっかり整えていく事を中心に掲載がなされておりますが、まず気軽に出来る事はあくまでも予防ではないかと思います。予防の基本は「手洗い・うがい・顔を洗う」の3原則となりますのでまずはしっかりと実施していきましょう。

手洗い

外出先から帰宅した時や調理の前後・食事の前などにこまめに石鹸やアルコール消毒液などで手を洗いましょう。石鹸やアルコール消毒液などがない場合は流水で指の間や爪の間も含めてしっかり洗う事も大切です。また、咳などの症状がある場合にはしっかり咳を手で抑えて飛散を防止した上ですぐに手洗いをしましょう。(ドアノブなどに触れない様にしましょう)

うがい

うがい薬などを使用されても良いかと思いますが、うがいはしっかり口の中をゆすぐと共に顔を上向きにして喉付近もしっかり時間と回数をかけてうがいをしていきましょう。

顔を洗いましょう

中国では眼から感染をしたという情報もありますが、実際には飛沫感染などの可能性や眼をこすってしまったなどといった可能性が大きいと言われています。特に今の時期は花粉なども飛散する季節となっていますので、顔に付着したウイルスを落とす以外にも花粉を落としていく…っという意味でもしっかり顔を洗いましょう。

帰宅した後に外出する予定がない場合は…

仕事などから帰宅した後で外出する予定がない場合は、洋服を脱いでしまって脱いだ洋服はそのまま洗濯機に入れ、手洗い・顔荒い・うがいをしてからシャワーを浴びて全身に付着している可能性のあるウイルスなどを洗い流してしまうのがおすすめではないかと思います。

換気をしましょう

空気の入れ替えを出来る限り行いましょう。1~2時間ごとに窓を開けて15分程度の換気がおすすめですが、空気の流れを作る事を意識されると良いと思います。

マスクは過信しないで下さい

マスクはしてれば絶対安心という事ではなく、正しくマスクを使用していく事を心がけていきましょう。また、 究極の予防方法はあくまでも外出しない・人と関わらないといった物理的な隔離状態ではないかと思いますが、それはなかなか難しいかと思いますのでマスクの有無に関わらず、予防の3原則はしっかり行いましょう。


体調を整えて免疫力を上げましょう!

予防策以外にもできる事はしっかり体調を整える事ではないかと思います。体調を整えていく事により免疫力も向上していきますので予防にも繋がり、日常的な健康にも最終的には結びついてきますのでおすすめです。 また、体調をしっかり整えていかれる方で漢方薬をご利用いただいております方も多くおられますのでおすすめです。

睡眠をしっかり取りましょう!

睡眠は身体を休ませて体調を整えていく・生活リズムを整えていく為にも必要です。主に7~8時間程度の睡眠が理想的ですが、難しい場合はできる限り同じ時間に寝て同じ時間に起きるという事を意識されると良いと思います。

※オススメの漢方薬は…
 疲労があって寝付きが悪い方、夢をよく見る方などは加味帰脾湯人参養栄湯、朝起きにくい方は療方昇陽などの漢方薬がおすすめです。

冷えは万病の元です!

昔から冷えは万病のもとと言われています。特に冷え性など身体に冷えを感じる方は身体をしっかり暖めましょう。 中国でも身体を冷やす事は良くないと思われている事も多く、夏場でも中国の飲食店では最初に提供される水も常温であったり、白湯を出す場合も多いです。また、首周辺からの影響を受けやすいとも言われていますので注意が必要です。

※おすすめの漢方薬は…
 身体の冷えで主にお困りの方は麻黄附子細辛湯玄武温陽回陽救逆などの冷えを改善していく漢方薬がおすすめです。

ご飯を抜かないでしっかり食べる、過食は避けましょう!

ご飯を抜くという事はしないでしっかり食事は3食しっかり食べましょう。ご飯を食べる事は身体のエネルギー源(気・血)に結びついていきます。ただ、過食は逆に消化吸収する臓器(脾胃)に対して負担を掛けてしまう原因になりますので食事量は腹8分を目安にしましょう。

※おすすめの漢方薬は…
 飲み物の飲み過ぎによる胃もたれなどの症状には平胃散二陳湯、みぞおち辺りの詰まりを感じる方は療方健脾、むくみなどもある場合は療方調流、エネルギー源(気血)の補給もされたい方は加味帰脾湯人参養栄湯などの漢方薬もおすすめです。

身体を動かしましょう!

どうしても運動不足になりがちですが、自宅でもどんな運動(ラジオ体操など)でも構いませんので身体を動かしましょう。無理はせず、適度に身体を動かして代謝をしっかり高めていきましょう。 (中国でも隔離されている患者なども無理をしない程度に身体を動かす体操などをしています)

加湿しましょう!

喉は比較的乾燥しやすいので適度に加湿を行いましょう。加湿器がない場合にはタオルを濡らしてしっかり絞ってからハンガーなどに吊るしておくと良いと思います。喉が乾いている場合や痛いと感じている場合には冷たい飲み物をガブガブと飲むのではなく、常温や白湯の水などをゆっくり飲まれる事をおすすめします。

無理はしない様にしましょう!

軽度の発熱やだるさがある場合には仕事を休む事も含めて検討をしましょう。発熱の基準も日本では37.5℃と言われていますが、中国では37.3℃と少し厳しい基準となっています。咳の症状がある場合にはマスクなどによる咳エチケットなどの実施に努めましょう。

デマに惑わされない・不安にならない

不安になる気持ちは判りますが、不安の状態が長く続いてしまう事でデマに惑わされやすくなり、不安が続いてしまうとそちらで精神的な疲労が出てしまったり、ちょっとした集中力の欠如や油断なども生じやすくなりますのでまずは落ち着いてしっかり予防策を行い、漢方薬も含めて体調を整えていかれる事をおすすめします。


おすすめの漢方薬

今回の一件も含めて風邪やインフルエンザなどにもオススメの漢方薬を紹介したいと思います。特に玉屏風散柴葛解肌湯銀翹散辛夷清肺湯などはご好評をいただいておりますのでおすすめです。

玉屏風散(ぎょくへいいふうさん)

玉屏風散は中に屏風という名前がありますが、屏風は壁のように完全に物を遮断してしまうのではなく、必要な物を通過させて入ってはならないものを食い止める働きがあります。大変貴重なものという意味である玉という名の通り、外からの邪(外邪)を防いで外的要因からしっかりと身体を守る漢方薬と考えられています。疲れやすい・風邪を引きやすい方などにもおすすめです。

柴葛解肌湯(さいかつげきとう)

スペイン風邪が流行した際に浅田宗伯先生の弟子(木村博昭先生)が初期から高熱を出す者に柴葛解肌湯などの処方を証に合わせて使用し、1人も死者を出さなかった逸話がある漢方薬で、主に高熱や激しい症状が全身に及ぶ風邪・インフルエンザなどに応用される場合は多い漢方薬です。

辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)

肺の熱があり、潤いが減ってしまっている状態の鼻詰まり・濃い鼻汁・咽痛・口渇などに肺の熱を取り除いて鼻の症状を改善させていく効果がある漢方薬です。また、膿を排出する効果や炎症に対する鎮静させる効果がありますので蓄膿症・後鼻漏などにもおすすめです。

金羚感冒錠(きんれいかんぼうじょう)

口や鼻などからの影響を受けて入り口でもあるノド(扁桃)を侵してしまう喉の腫れやヒリヒリと痛む症状や口腔内の乾きによる口内炎・舌炎・口角炎などの初期症状におすすめの漢方薬です。花粉症で眼が痒い方にもおすすめです。金羚感冒錠と同様に銀翹散もおすすめです。

生脈散(しょうみゃくさん)

疲労がある方で元気の無い方の肺の機能強化や倦怠無力感・息切れ・多汗・熱感や空咳などの症状におすすめの漢方薬です。身体の生命活動に関わる働きを推し進めて脈を回復させるという意味が名前には込められ、虚弱体質や肉体疲労時の滋養強壮にもおすすめの漢方薬です。

藿香正気散(かっこうしょうきさん)

本来は夏風邪や冷たい飲食物の摂取による胃腸の機能低下、夏バテなどにお使いいただきやすい漢方薬ですが、胃腸を中心とした胃腸症状を伴っている風邪や全身倦怠感などの症状にもおすすめの漢方薬です。

板藍根(ばんらんこん)

かぜを引きやすい・よく熱が出る・喉が腫れやすい・口内炎やヘルペスができやすい方などにおすすめの健康食品ですが、中国では炎症を取り除く働くがあるとされ、うがい薬や風邪薬、のどが痛い時など清熱解毒の生薬として使用されています。

清肺排毒湯について

中国では清肺排毒湯の漢方薬が紹介されております。清肺排毒湯は主に麻黄 9g、炙甘草 6g、杏仁 9g、生石膏 15-30g(先煎)、桂枝 9g、泽泻 9g、猪苓 9g、白术 9g、茯苓 15g、柴胡 16g、黄芩 6g、姜半夏 9g、生姜 9g、紫菀 9g、冬花 9g、射干 9g、细辛 6g、山药 12g、枳实 6g、陈皮 6g、藿香 9gとなっています。

こちらは麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)、射干麻黄湯(ヤカンマオウトウ)、小柴胡湯(ショウサイコトウ)五苓散(ゴレイサン)などの漢方薬を組み合わせた漢方薬ではありますが、これらを単純に組み合わせれば良いという処方内容でもありませんし、日本人向けに構成されているものでもありませんので注意が必要です。

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