【漢方薬紹介】独活寄生丸(クラシエ・コタロー)について

独活寄生丸エキス顆粒「クラシエ」

婦人宝(ふじんほう)療方健脾(りょうほうけんぴ)に続き、第3回となった漢方薬のご紹介ですが、今回は「独活寄生丸」という漢方薬について紹介したいと思います。

独活寄生丸は特に下半身が冷えると痛む、下半身にだるさを感じてしまう、屈伸をするのが難しくて膝の痛みがある方を中心に冷えや湿が体内に入り込んでしまう事によって腰、手足など動かす際に必要とする部位(運動器)に起こる痛み、しびれが慢性化してしまっておられる方におすすめの漢方薬です。

こちらの漢方薬はクラシエとコタローの取扱いをしておりまして、クラシエは顆粒、コタローは細粒と錠剤のご用意がございますので飲みやすさなどからご選択をいただければと思います。

腰、手足、下肢の痛みが頑固で治りにくい方に…

エネルギーや栄養の元である気血が不足してしまうと主に筋骨(肝と腎)にある養分が不足(虚)してしまい、それに乗じて寒気や湿気が身体に入り込んでしまう事によって、寒気や湿気で起こる関節、筋肉、骨などの異常を起こしてしまう寒湿痺(かんしっぴ)と呼ばれる疼痛の全般的に用いられていていたり、急激な運動やスポーツなどによる腰痛などにも用いられている漢方薬です。

また、年齢を重ねていくごとに骨に対して栄養を与える腎が衰えやすかったり、その腎と密接な関係がある肝にも影響が及んでしまう事で筋に対して栄養を与える肝が衰えてしまったりといった腰や下肢を中心とした症状が出やすいと言われています。独活寄生丸はこれらの筋骨(肝と腎)にある養分が不足(虚)を補い、寒気と湿気を取り除きながら強筋骨を行って腰痛や下肢の痛みなどに効果を発揮する漢方薬です。

処方構成

主に唐独活(とうどっかつ)や桑寄生(そうきせい)を中心とした組み合わせで袪風湿(風や湿の邪を取り除く)や強筋骨(骨と筋を強化する)、散寒通絡(寒さを取り除いて経絡を通じさせる)効果があり、肝腎を補って骨を栄えさせて筋を強くする、気を補う(補気)、血を補う(補血)といったサポートする生薬がバランスよく加わる事で痛みの原因に働きかける漢方薬です。

主な生薬構成

腰、下肢の痛みがある方や身体が疲れやすい方にも…

こんな症状はありませんか?

  • 腰や下肢に痛みを感じる
  • 冷えると痛んでしまう方
  • 下半身にだるさがあって取れない方
  • 屈伸が困難、なかなか出来ない方
  • 雨や天気の悪化で痛む方

独活寄生丸は特に高齢者の方や下肢全般の痛みがある方を中心に効果がある漢方薬です。また、身体が疲れやすい方にもおすすめできる漢方薬ですのでぜひ今回ご紹介の独活寄生丸(どっかつきせいがん)をご利用ください。また、独活寄生丸(どっかつきせいがん)は関節のリウマチ、リウマチ熱、坐骨神経痛、椎間板ヘルニア、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)などにも応用されています。

独活寄生丸はクラシエの独活寄生丸(顆粒)やコタローの独活寄生丸(細粒)独活寄生丸(錠剤)がございますので飲みやすさなどから選択されると良いと思います。

他にもおすすめの漢方薬

疎経活血湯(そけいかっけつとう)

主に刺すような痛みを中心に血の滞り(瘀血)が原因で発生する痛みに効果がある漢方薬です。比較的体力がある方で筋肉、関節のしびれがある、刺すような痛みがある方におすすめの漢方薬です。

八味地黄丸(はちみじおうがん)

主に尿の出が悪かったり、疲れやすいなどといったご高齢の方や虚弱の方を中心に夜間尿、足のむくみなどがあり、下半身が冷えて主に慢性的な腰痛や下肢痛がある方におすすめの漢方薬です。

五積散(ごしゃくさん)

寒気や湿気などをによって起きやすい血液の流れや水分の循環を改善することで症状を改善していく漢方薬です。特に体内の循環が悪くて腰、股、下腹に痛みを感じる方におすすめの漢方薬です。

ぜひ腰や下肢の痛みの改善に独活寄生丸(どっかつきせいがん)の漢方薬を使用していきましょう。

こちらの記事もいかがですか

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントは停止中です。