- 温熱病の気分証に、石膏の補助として解熱・鎮静作用をあらわす。
- 虚熱(慢性・消耗性疾患による発熱)、とくに午後になると生じる微熱に用いる。身体の中から熱が蒸発してくるように感じる(古人は“骨蒸潮熱”といっている)・盗汗・脈が沈細で数のときに、産後の原因不明の発熱(労熱というが、虚熱の一種でもある)にも用いる。
- 遺精・夢精・性神経の興奮症状・喉痛・咽乾・腰や膝がだるく無力などの陰虚火旺(腎火亢盛)の症状には、知母の鎮静を利用する。
- 泌尿器系の感染症、とくに慢性腎盂炎で陰虚火旺による熱象があるときに用いる。
- 陰虚火旺による口内炎・口腔潰瘍・咽喉炎に用いる。
- 口渇・多飲・煩熱などの肺胃の躁熱症状があるとき(糖尿病など)に使用する。
- 乾咳・嗄声・咽乾・盗汗・痰が少ないなどの肺陰虚の症状に用いる。
このほか、紫斑やアレルギー性皮疹に、知母に酢酸を加えてすりつぶした汁を塗布すると効果がある。
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